よちよち(読み)ヨチヨチ

デジタル大辞泉 「よちよち」の意味・読み・例文・類語

よち‐よち

[副](スル)幼児などが頼りない足どりで歩くさま。「ひよこよちよち(と)親鳥を追う」「よちよち歩き」
[類語]てくてくすたすたしゃなりしゃなりえっちらおっちらとぼとぼのこのことことこすたこらすたこらさっさひょこひょこのそのそちょこちょこつかつかずかずか

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「よちよち」の意味・読み・例文・類語

よち‐よち

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 幼児、老人、重い物を背負った人などが、小さな歩幅でたどたどしく歩くさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「春雨や家鴨よちよち門歩き」(出典:俳諧・文化句帖‐二年(1805)三月)
    2. 「爺さんが細い急な坂路をよちよちと登って来るのが見えた」(出典:暗夜行路(1921‐37)〈志賀直哉〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む