ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ライプル」の意味・わかりやすい解説
ライプル
Leibl, Wilhelm
[没]1900.12.4. ウュルツブルク
ドイツの画家。 1864年にミュンヘン美術アカデミーに入学,66~68年 A.ランベルクに師事。 69年にミュンヘンの展覧会に出品し,そこで G.クールベの作品に出会いその影響を受ける。その後パリに出たが,普仏戦争のため帰国。 70~73年はミュンヘンで活躍したが,それ以降はバイエルン地方の農村に住み農夫とともに生活しながら写実的で自然主義的な作風で農民の姿を描いた。主要作品『父の像』 (1866,ケルン,ワルラフ=リヒアルツ美術館) ,『教会の3人の婦人たち』 (78~82,ハンブルク美術館) 。
ライプル
Raipur
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