ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラマー」の意味・わかりやすい解説
ラマー
Ramat, Silvio
イタリアの詩人,批評家。新しい世代の感覚でエルメティズモ詩を再評価した。みずからも詩を書くが,詩の批評家として特にすぐれている。主著,詩集『柳の争い』 La rissa dei salici (1963) ,『イメージの物理学』 Fisica dell'immagine (73) ,評論『エルメティズモ論』L'ermetismo (69) ,『詩の地図』 La pianta della poesia (72) 。
ラマー
Lamar, Lucius Quintus Cincinnatus
[没]1893.1.23. ジョージア,メーコン
アメリカの政治家,法律家。 1857~60年連邦下院議員。南部諸州の連邦脱退を支持。南北戦争では南軍に加わり,62年には南部連合の使節として渡欧。戦争後は南北の再統一に尽力。 73~77年民主党の連邦下院議員。 77~85年連邦上院議員。 85~88年内務長官,88~93年連邦最高裁判所判事。
ラマー
Lamar, Mirabeau Buonaparte
[没]1859.12.19. テキサス,リッチモンド
アメリカの政治家。テキサス共和国の大統領 (在任 1838~41) 。ジョージア州で政治や新聞発行にたずさわったのち,1836年テキサス独立運動に参加。同年テキサス共和国の副大統領。 38年 12月同共和国大統領に就任。アメリカへの併合に反対し,ヨーロッパ諸国のテキサス独立承認に努力した。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報