ラマー(その他表記)Ramat, Silvio

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラマー」の意味・わかりやすい解説

ラマー
Ramat, Silvio

[生]1939. フィレンツェ
イタリアの詩人批評家。新しい世代の感覚エルメティズモ詩を再評価した。みずからも詩を書くが,詩の批評家として特にすぐれている。主著詩集『柳の争い』 La rissa dei salici (1963) ,『イメージ物理学』 Fisica dell'immagine (73) ,評論『エルメティズモ論』L'ermetismo (69) ,『詩の地図』 La pianta della poesia (72) 。

ラマー
Lamar, Lucius Quintus Cincinnatus

[生]1825.9.17. ジョージア,パトナム
[没]1893.1.23. ジョージア,メーコン
アメリカ政治家,法律家。 1857~60年連邦下院議員。南部諸州の連邦脱退を支持南北戦争では南軍に加わり,62年には南部連合使節として渡欧。戦争後は南北の再統一に尽力。 73~77年民主党の連邦下院議員。 77~85年連邦上院議員。 85~88年内務長官,88~93年連邦最高裁判所判事。

ラマー
Lamar, Mirabeau Buonaparte

[生]1798.8.16. ジョージア,ウォーレン
[没]1859.12.19. テキサス,リッチモンド
アメリカの政治家。テキサス共和国大統領 (在任 1838~41) 。ジョージア州で政治や新聞発行にたずさわったのち,1836年テキサス独立運動に参加。同年テキサス共和国の副大統領。 38年 12月同共和国大統領に就任。アメリカへの併合に反対し,ヨーロッパ諸国のテキサス独立承認に努力した。

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