デジタル大辞泉
「ラミエール国立歴史公園」の意味・読み・例文・類語
ラミエール‐こくりつれきしこうえん〔‐コクリツレキシコウヱン〕【ラミエール国立歴史公園】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ラミエール国立歴史公園
ラミエールこくりつれきしこうえん
Ramiers National Historic Park
ハイチ北部,カリブ海沿岸のカパイシアンから南へ 30kmの高原にある歴史公園。19世紀初期の黒人王国時代の城塞跡を中心とする。18世紀末に起こった黒人奴隷の蜂起に端を発した動乱の末,1804年ハイチは独立を宣言。1811年,みずから国王を名のり即位した奴隷出身のアンリ・クリストフがかつての支配者フランスの古典文化に憧れ,ベルサイユ宮殿を模したサン・スーシ宮殿を建設,その背後のラ・フェリエールの山頂(970m)にはシタデル(要塞)を築いた。サン・スーシ宮殿は 1842年の大地震によって大部分が崩壊,廃虚となった。1982年世界遺産の文化遺産に登録。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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