デジタル大辞泉 「ラルゴ」の意味・読み・例文・類語 ラルゴ【〈イタリア〉Largo】[曲名] ヘンデルのオペラ「クセルクセス(セルセ)」の第1幕で歌われるアリア「オンブラマイフ」の通称。ハイドンの弦楽四重奏曲第79番ニ長調の通称。1797年作曲。全4楽章。エルデーディ四重奏曲の第5番。通称は、第2楽章の速度標語ラルゴに由来する。 ラルゴ(〈イタリア〉largo) 音楽で、速度標語の一。きわめて遅くゆったりと、の意。[補説]作品名別項。→ラルゴ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「ラルゴ」の意味・読み・例文・類語 ラルゴ 〘 名詞 〙 ( [イタリア語] largo ) 音楽で、速度標語の一つ。「きわめてゆっくりした速さで」同時に「表情ゆたかに」の意。〔中等教育教科用楽典(1904)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
百科事典マイペディア 「ラルゴ」の意味・わかりやすい解説 ラルゴ 音楽用語。イタリア語で〈きわめてゆるやかに〉の意。またそのような速度の曲,たとえばヘンデルのオペラ《クセルクセス》の中のアリア《なつかしい木陰》,ドボルジャークの《新世界交響曲》の第2楽章など。ラルゲットlarghetto(イタリア語)はラルゴよりやや速くの意。→アダージョ 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「ラルゴ」の解説 ラルゴ〔曲名:ハイドン〕 オーストリアの作曲家ヨーゼフ・ハイドンの弦楽四重奏曲第79番(1797)。原題《Largo》。エルデーディ四重奏曲の一つ。名称は第2楽章の速度記号ラルゴ「ゆるやかに、悠然と」に由来する。 ラルゴ〔曲名:ヘンデル〕 ドイツ生まれのイギリスの作曲家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルのオペラ『クセルクセス』の中で歌われるアリア『オンブラ・マイ・フ』の別邦題。 ラルゴ〔自動車〕 日産自動車が1982年から1999年まで製造、販売していた乗用車。4ドアのワンボックスとミニバン。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラルゴ」の意味・わかりやすい解説 ラルゴlargo 音楽用語。きわめてゆるやかなテンポを指示する速度用語として通常用いられるが,同時にたっぷりとした表情と持続感を意味することが多い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by