リーゼ・マイトナー

共同通信ニュース用語解説 「リーゼ・マイトナー」の解説

リーゼ・マイトナー

1878年ウィーン生まれのユダヤ系物理学者ベルリン大学などでドイツの化学者オットー・ハーンと共同研究を続け、ナチス迫害のためストックホルムに逃れた後の1938年、ハーンらと核分裂発見した。ハーンは44年にノーベル化学賞を受賞した。68年死去。109番元素「マイトネリウム(Mt)」は彼女名前にちなみ名付けられた。

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20世紀西洋人名事典 「リーゼ・マイトナー」の解説

リーゼ マイトナー
Lise Meitner


1878.1.7 - 1968.10.27
スウェーデンの物理学者。
元・ストックホルム工業大学教授。
ウィーン生まれ。
スウェーデンの女流物理学者で、1926年より7年間ベルリン大学教授とカイザー・ウィルヘルム研究所化学教授を兼務する。’38年スウェーデンに亡命し、’47年までノーベル研究所で活躍。’49年ストックホルム工業大学教授。’17年ウランの崩壊生成物から91番元素プロトアクチウムを発見。’39年原子核の液滴モデルを使用する事により、核分裂の概念を提出した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「リーゼ・マイトナー」の解説

リーゼ マイトナー

生年月日:1878年11月7日
オーストリアの物理学者
1968年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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