アイスショー(読み)あいすしょー(その他表記)ice show

翻訳|ice show

共同通信ニュース用語解説 「アイスショー」の解説

アイスショー

プロが競技最高峰に位置付けられる野球やサッカーと異なり、フィギュアスケートでは現役選手を退いた一部のスケーターがプロとしてアイスショーを中心に活動する。複数で滑るグループナンバーや小道具を使った演出も見どころ。1978年に始まった「プリンスアイスワールド」が日本初のショーで、81年から世界各国で公演を重ねる「ディズニー・オン・アイス」も人気。羽生結弦はにゅう・ゆづるさんは体操内村航平うちむら・こうへいさんと異色の共演を果たし、高橋大輔たかはし・だいすけさんは歌やせりふも披露する氷上のミュージカルにも挑戦した。

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精選版 日本国語大辞典 「アイスショー」の意味・読み・例文・類語

アイス‐ショー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] ice show ) アイススケートによって曲芸、軽演劇、ダンスなどを見せるショー。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アイスショー」の意味・わかりやすい解説

アイス・ショー
あいすしょー
ice show

氷上で行われるショー。正規のフィギュア・スケートを中心に、ジャズダンス民族舞踊から振付けした群舞を織り交ぜ、合間をコミカルな曲技や動物の演技などでつなぐ。1936年ごろアメリカで始まり、舞台のショー同様に、衣装装置音響、照明効果を交えて演出してみせたのはジョン・ハリスである。「ホリデー・オン・アイス」と称し、1938年にオリンピック優勝者のソニア・ヘニーSonja Henie(1912―1969)が参加、「銀盤の女王」とうたわれ、人気を決定的にした。日本でも1951年(昭和26)東京の後楽園アイスパレスで紹介された。1978年には日本のアイス・ショー「ビバ・アイス・ワールド」が福原美和(みわ)、佐野稔(みのる)(ともに元オリンピック選手)などを中心に誕生した。

[石井恒男]

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