アクティブバース

百科事典マイペディア 「アクティブバース」の意味・わかりやすい解説

アクティブ・バース

本来は生理的な営みであったはずの分娩(出産)が,医療体制に組み込まれたことによって主体が医師あるいは病院側に移ったとし,産む側が主体的に分娩に臨み,分娩の生理的な経過にそって,本来備わっている出産機能を引き出して,できるだけ楽な形で分娩を迎えようとする考え方。分娩台にしばりつけられた形で過ごすのではなく,自由に歩行したり,入浴したり,最も楽な姿勢をとることによって,分娩の苦痛をやわらげる。座位姿勢をとる〈座位分娩〉,微温湯をはったプールの中で出産を迎える〈水中出産〉などがある。→ラマーズ法
→関連項目無痛分娩

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アクティブバース」の意味・わかりやすい解説

アクティブ・バース
active birth

お産は本来本能的な行為であり,産婦はだれからも方法論を押し付けられることなく自由に呼吸し,楽な姿勢で産むという考え方に立つ出産方法。医学が進歩して医療体制が人工的,管理的になってきたことに疑問を抱き,お産を自分の手に取り戻し,自然な出産をしようという声が世界中で高まってきた。そのなかで特に注目されている出産法である。そもそもあお向けの姿勢は産医が介助しやすいように産婦を固定したものだとし,横向きやしゃがんだ姿勢,立てひざ,四つんばいなど好きな姿勢で分娩に臨ませる。また,上体を起こした姿勢での分娩は,重力の助けを借りて胎児が出やすくなり,時間も短縮され,自然の摂理にかなっているという前提に立っている。

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