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アシュアリー派 アシュアリーは Ash‘arī

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世界大百科事典 第2版の解説

アシュアリーは【アシュアリー派 Ash‘arī】

アシュアリーを祖とするイスラム神学の一派。マートゥリーディー派と並んでスンナ派神学を代表する。その特徴は,理性的思弁(カラーム)によって正統的信条を弁証することにある。もっぱらコーランハディースの引用に依拠して思弁を排する保守的なハンバル派と,合理主義的立場からそれと異なる信条を採るムータジラ派との中間に位置する。それだけに双方から攻撃を受けた。とくにシリアバグダードなどでは,ハンバル派の影響が強く,また時には親ムータジラ派的,ないしはそれに接近するシーア派政権によって迫害されたりして,スンナ派神学として現実に受け入れられるまでには長い時間を要した。

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世界大百科事典内のアシュアリー派の言及

【タウヒード】より

…神学者にとっては,神が一つということは,神の独一性,神と被造物との隔絶性,具体的にはコーランやハディース(伝承)における〈擬人的〉表現の解釈をめぐる議論である。これについて,ムータジラ派は神の絶対的唯一性を説く立場から多性を示すとする神の属性を否定するのに対して,アシュアリー派はこれを認める。またスーフィーたちは,これを自我意識が消滅してすべてが神に包摂されてしまっているファナーの意味に用いる。…

※「アシュアリー派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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