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アミロイド アミロイドamyloid

翻訳|amyloid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アミロイド
amyloid

炭水化物と結合したグロブリン型親水性蛋白質。アミロイドが沈着する疾患をアミロイド症 (アミロイドーシス) という。アミロイド症は,慢性化膿性疾患 (骨髄炎,結核,ハンセン病気管支拡張症) や癌,特に骨髄腫合併症としてみられる。また,原発性アミロイド症もあり,ユダヤ人には遺伝性アミロイド症が多発する。アミロイドは肝,脾,腎に沈着することが多いが,ときには心臓,骨髄,皮膚,甲状腺などにも沈着する。

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デジタル大辞泉の解説

アミロイド(amyloid)

でんぷん類似物質。セルロース硫酸で処理すると得られ、また、病的に脳・腎臓・膵(すい)臓などに生じることもある。アルツハイマー病の原因物質とされる。類でんぷん体。

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百科事典マイペディアの解説

アミロイド

アミロイドタンパク質,アミロイド繊維,アミロイド物質などとも。アミロイドーシスと呼ばれる代謝障害において,全身の臓器に沈着する繊維状の糖タンパク質免疫グロブリン血清アルブミンなどに由来するポリペプチド断片,各種の糖タンパク質の変性体などからなるといわれるが,不明な点が多い。

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栄養・生化学辞典の解説

アミロイド

 アミロイドーシスとよばれる疾病の場合に細胞外に沈着する物質で,特に網内系組織に多い.主成分はタンパク質で,光学顕微鏡では均一にみえるが,実体は不均一な線(繊)維状の沈着物である.アルツハイマー病の病因との関係で注目されている.

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世界大百科事典 第2版の解説

アミロイド【amyloid】

フィルヒョーが人体の種々の組織内に見いだして命名した物質で,主として病理形態学の分野で用いられてきた言葉である。ヨードと反応してデンプン様に青変するため,類デンプンとも呼ばれる。光学顕微鏡下では,エオジン好性の均質無構造なガラス状物質に見え,コンゴ赤染色陽性を示す。電子顕微鏡で見ると,径約10nm,長さ100~500nmの分枝のない細長い繊維の集積で,X線回折法では交差性の折りたたみ構造をなし,またコンゴ赤染色標本を偏光顕微鏡で観察すると緑色偏光複屈折性を示す。

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