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ウシガエル ウシガエル Rana catesbeiana; bullfrog

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウシガエル
ウシガエル
Rana catesbeiana; bullfrog

カエル目アカガエル科北アメリカ原産で,別名食用ガエル。体長 10~20cm。体色は暗緑色で黒緑色の斑紋がある。体形は太くて大きく,後肢に蹼 (みずかき) が発達している。雄がウシのような声で鳴く。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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百科事典マイペディアの解説

ウシガエル

一般に食用ガエルの名で知られるアカガエル科の1種。背面は褐色または緑〜暗緑色で黒褐色の斑紋がある。体長15〜20cm,原産地は北米南東部で,1918年日本に移入され,現在各地に分布。
→関連項目帰化動物特定外来生物

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世界大百科事典 第2版の解説

ウシガエル【bull frog】

一般に食用ガエルの名で知られるアカガエル科の1種(イラスト)。アメリカ合衆国東部・南部の原産で,食用として世界各地に移入され,日本には1918年にニューオーリンズから初めて14匹が輸入され,各地で養殖が始められた。それらの脱出した個体が増えたりして定着し,現在では北海道から石垣島まで各地の池や沼に分布している。体長15~20cmの大型ガエルで目の後方に大きな鼓膜があり,その直径は雄のほうが雌よりも大きい。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウシガエル
うしがえる / 牛蛙
bull frog
[学]Rana catesbeiana

両生綱無尾目アカガエル科のカエル。大形種で、食用にするため食用ガエルともよばれる。分布域は本来アメリカ合衆国のほぼ東半分であるが、世界各地に人為的に移入され野生化している。日本には1918年(大正7)に初めて移入され、現在では北海道南部から沖縄まで広く分布する。最近では食用とすることが少なくなり、実験用動物としての需要が増えている。
 背面は緑色または暗褐色で不規則な黒斑(こくはん)が散在し、腹面は白色地に同様の淡褐斑がある。鼓膜が大きく、とくに雄で著しい。体長10~18センチメートルで、池や沼、大きな溝、流れの緩い河川などの比較的深い水域に生息するが、幼体は浅い水域にもみられる。低地の開けた場所に多く、山間部や森林内ではみられない。産卵期は初夏で、雄は1匹ずつ縄張り(テリトリー)をつくり、水面に浮かんでウシに似た鳴き声を発する。卵は小形で径約2ミリメートル、1万個以上の卵が水面に広がって大きな膜状の卵塊となる。幼生は水底で越冬し、翌年の夏には全長12センチメートルほどに成長して変態する。幼体、成体とも水辺を離れることは少ないが、大雨の夜には道路上にも出没する。[倉本 満]

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世界大百科事典内のウシガエルの言及

【帰化生物】より

…人間が意識的に帰化を図って成功したものとしては,日本には,沖縄県が毒ヘビ,とくにハブの駆除を目的として,1910年にインドから移入し渡名喜島などに放したマングース,農林省が狩猟鳥を増やす目的で,19‐20年に中国南部から移入し,東京と神奈川に放したコジュケイ,同じく30年ころから数次にわたって朝鮮から移入し,北海道日高に放鳥したコウライキジ,カの駆除を目的に台湾から移入し,東京,千葉などで野生化している北アメリカ原産のカダヤシ(タップミノー),食用に中国から移入し,利根川水系で野生化しているソウギョなどがある。 偶然に帰化したものとしては,飼育していたものが逃げ出して定着したものに,1918年ころから食用に北アメリカから移入し,各地で養殖していたが,その一部が逃げ出して各地に野生化したウシガエル,そのウシガエルの餌として30年ころ神奈川に移入して養殖していたところ,大雨による出水で逃げ出して,付近の水田などに野生化し,しだいに各地に分布を広げたといわれる北アメリカ産のアメリカザリガニ,35年ころ食用に台湾から移入したものが,小笠原,奄美,沖縄などに野生化した,アフリカ原産のアフリカマイマイなどがある。また,愛玩用に飼育していたものが逃げ出して帰化したものに,北海道,岐阜の金華山などに野生化した韓国産のチョウセンシマリス,東京付近などに野生化したセキセイインコその他多数の飼鳥,動物園で飼育していたものが逃げ出して野生化したものに,伊豆大島,鎌倉などにすみついた台湾原産のタイワンリス,毛皮獣では第2次大戦中南アメリカから輸入し,各地で盛んに養殖していたが,その一部が逃げ出し,岡山その他に野生化したヌートリア,同じころ養殖されていたと思われ,東京の江戸川付近に定着している北アメリカ産のマスクラット,戦後毛皮獣として輸入され,養殖されていたものが逃げ出し,北海道で野生化した北アメリカ産のミンクなどがある。…

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