ウスユキバト(英語表記)Geopelia cuneata; diamond dove

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウスユキバト
Geopelia cuneata; diamond dove

ハト目ハト科。全長 19~21cm。オーストラリア固有種。頭部,頸,胸は青灰色で,腹はクリーム色尾羽灰褐色。背,肩,雨覆羽は淡い灰褐色で,肩と雨覆羽に小さな白斑が散在する。この白斑から和名がつけられた。虹彩はオレンジ色で,眼のまわりは赤色。オーストラリアに広く分布するが,サバナなど開けた環境の水場のある場所にすむ。草の種子が主食だが,アリを食べることが知られている。家禽化され,日本にも古くから飼鳥として輸入されている。家禽にはホワイト,シルバーなどの色変わりの品種もある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウスユキバト
うすゆきばと / 薄雪鳩
diamond dove
[学]Geopelia cuneata

鳥綱ハト目ハト科の鳥。オーストラリアの森とサバンナに普通にすみ、地上で草の種子を採食する。9月から翌年の1月にかけて小枝と草で巣をかけ、2卵を産む。全長約20センチメートル。頭部と下面は灰色、背は褐色、翼は灰褐色。尾羽の中央2枚は灰色、ほかは黒く、先端に白色部がある。肩羽から雨覆(あまおおい)にかけ、黒い縁のある白い円形の斑紋(はんもん)があり、それらの並んだようすが英名のダイヤモンド、和名の薄雪の由来となっている。ハトとしては最小で、クークーという鳴き声が愛らしく、ペットとして飼われることがある。[竹下信雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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