ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ギンケイ」の意味・わかりやすい解説
ギンケイ
Chrysolophus amherstiae; Lady Amherst's pheasant
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鳥綱キジ目キジ科の鳥。雄は全長1.5メートル、緑、青、白、赤などからなる非常に美しい羽色をしている。雌は全長70センチメートル、全体に褐色のじみな鳥。中国南西部の標高800~3300メートルの山地に生息している。詳しい生態はわかっていないが、低木林、竹林、森林などにすみ、地上を移動しながら、植物の種子や小動物を食べていると思われる。秋・冬季には20~30羽の群れになる。地上に皿形の簡単な巣をつくり、淡褐色の卵を7~10個ほど産む。キンケイ同様、世界各地で飼育されているが、飼育、増殖はキンケイほど容易ではない。
[樋口広芳]
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…22日抱卵する。近縁のギンケイ(銀鶏)C.amherstiae(イラスト)は尾はキンケイよりさらに長い。中国南西部の山岳地帯に分布し,飼鳥としても著名である。…
※「ギンケイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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