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ウラシマツツジ Arctostaphylos alpina (L.) Spreng. var.japonica (Nakai) Hultén

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世界大百科事典 第2版の解説

ウラシマツツジ【Arctostaphylos alpina (L.) Spreng. var.japonica (Nakai) Hultén】

高山の荒地に生えるツツジ科の落葉性の小低木(イラスト)。葉は比較的大きく,裏面の網目模様が目立つので,裏縞ツツジの名がついた。茎は地上をはい,先に葉が群生する。葉は倒卵形で先は円く,長さ2~5cm,幅8~16mm,縁に細かな多数の鋸歯があり,質厚く,細脈は葉の表でへこみ,裏面で突出して目立ち,秋には美しく紅葉する。初夏,前年の枝先に短い総状花序を伸ばし,数個の花をつける。花冠はつぼ形で先は5裂し黄白色。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウラシマツツジ
うらしまつつじ / 裏縞躑躅
[学]Arctous alpinus (L.) Niedz. var. japonicus (Nakai) Ohwi

ツツジ科の落葉小低木。高さ2~5センチメートルで茎に枯れた葉の柄(え)が残っている。葉は枝先に集まり、倒卵形、長さ3~7センチメートルで縁(へり)に細かい鋸歯(きょし)があり、やや質が厚く表面は細脈までへこんでしわになる。6~7月、新葉とともに淡黄白色の壺(つぼ)形の花が下向きに開く。花冠は長さ5ミリメートルで先が浅く5裂して反り返り、雄しべは10本ある。果実は球形、径約8ミリメートルで毛がなく、9~10月に赤色から黒紫色に熟し、葉は美しく紅葉する。中部地方以北の本州、北海道の高山帯の日当りのよい岩礫地(がんれきち)などに群生し、千島、樺太(からふと)(サハリン)からベーリング海周辺地域まで分布する。名は、葉裏に網目状に細脈が隆起した縞(しま)模様からつけられた。[小林義雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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