エペ(英語表記)〈フランス〉épée

デジタル大辞泉 「エペ」の意味・読み・例文・類語

エペ(〈フランス〉épée)

フェンシングに用いる鋼鉄製の剣。また、それを用いる競技。もと決闘用の細身の剣で、突きだけが認められている。1900年からオリンピック種目近代五種競技の一。→フルーレサーブル

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精選版 日本国語大辞典 「エペ」の意味・読み・例文・類語

エペ

  1. 〘 名詞 〙 ( [フランス語] épée 「剣」の意 ) フェンシングに用いる剣の一つ。また、それを用いて行なう競技。鋼鉄製の剣で元来決闘に使われたもの。試合は「突き」だけで有効面は全身。一九〇〇年からオリンピック種目。近代五種競技の一種目でもある。

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世界大百科事典(旧版)内のエペの言及

【フェンシング】より

…白いユニフォームを着て金網のマスクをかぶり,片手に剣をもった剣士が台(ピスト)の上で1対1で突き,あるいは斬りを争う。使用する剣により,フルーレ,エペ,サーブルの3種に分けられる。
[歴史]
 刀剣を操作する技術をみがくための訓練や模擬試合はきわめて古くから行われていたが,フェンシングの直接の起源は中世の騎士の技芸であり,15世紀ころ発生したといえる。…

※「エペ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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