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エレファンタ島 エレファンタとうElephanta Island

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エレファンタ島
エレファンタとう
Elephanta Island

インド西部,マハーラーシュトラ州西部,ムンバイ (ボンベイ) 港の東沖約 10kmにある周囲 7kmの島。8~9世紀のヒンドゥー教の石窟群で知られる。石窟は未完成のものを含めて全部で8つあり,北岸に近い第1窟が特に大きくすぐれており,第2窟と第8窟は未完成のままである。第1窟は8世紀前半に造られ,縦 37m,横 17mの広間を中心に中庭,小窟,廊下が囲み,大広間南側の小室にある高さ約 5.4mのマヘーシャムルティ (またはトリムールティ〈三神一体像〉) =シバ神胸像をはじめ,多くの神像や,シバの物語を刻んだ壁面刻がある。第6窟は 18世紀中頃まで寺院として使用されていた。全体に波浪による浸食を受けている。島名は,1864年まで島の南端にあった石造のゾウに由来。ゾウは現在はムンバイのビクトリア公園に移されている。

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デジタル大辞泉の解説

エレファンタ‐とう〔‐タウ〕【エレファンタ島】

Elephanta Island》インド西部、マハラシュトラ州の都市ムンバイの沖合、アラビア海のムンバイ湾に浮かぶ島。名称は、16世紀にポルトガル人が上陸し、ゾウの石像を発見したことに由来する。6世紀から8世紀頃に造られた五つのヒンズー教の石窟寺院があり、三面のシバ神像をはじめ、同国を代表するヒンズー教美術の宝庫として知られる。1987年に「エレファンタ石窟群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

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