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オグルマ

百科事典マイペディアの解説

オグルマ

キク科の多年草。北海道〜九州,東アジアの暖〜温帯に分布し,湿地川岸等にはえる。茎は高さ20〜60cm,根出葉および下部の葉は花時には枯れ,葉脈は目だたない。頭花は黄色で径3〜4cm,舌状花筒状花からなり,夏〜秋に開花する。

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世界大百科事典 第2版の解説

オグルマ【Inula japonica Thunb.】

整然と放射状に出る舌状花の形を小さな車に見立てて名づけられたキク科の多年草。園芸品として舌状花が八重になったヤエオグルマが栽培されている。日本各地,極東アジアに分布し,野原,田畑などの湿った場所に生え,地下茎をのばしてふえる。茎は高さ30~60cmで直立する。茎葉は柄がなく,半ば茎を抱き互生する。夏から秋にかけて黄色の花が開く。花は舌状花と筒状花とからなる頭花で,直径は3~4cm。総苞は半球形で,長さ7~8mm,総苞片は5列でやや同長である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オグルマ
おぐるま / 小車
[学]Inula britannica L. subsp. japonica (Thunb.) Kitam.

キク科の多年草。茎は直立し、高さ20~60センチメートル。茎葉は多数あり、柄がなく互生する。根出葉は小形で、茎下部の葉とともに花期には枯れている。7~10月、茎の先に数個の花をつけ開く。花は舌状花と筒状花からなる頭花で、黄色。開花直径は3~4センチメートル。名は、この花を小さな車に見立てたもの。湿地や田の縁、川岸に生え、北海道から九州、さらに朝鮮、中国に分布する。線形または線状披針(ひしん)形の葉をもつ変種をホソバオグルマという。また、園芸品種としては筒状花が弁花している八重咲きのものをヤエオグルマとよんでいる。[小山博滋]

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