コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

カナリア諸島 カナリアしょとう Islas Canarias

5件 の用語解説(カナリア諸島の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カナリア諸島
カナリアしょとう
Islas Canarias

英語ではカナリー諸島 Canary Islands。アフリカ大陸北西の大西洋上にあるスペイン領の島嶼群。モロッコの南部西岸沖に東から西へ約 500kmにわたって連なるランサロテ,フエルテベントゥラ,グランカナリア,テネリフェ,ゴメラ,ラパルマイエロ (フェロ) の7島と周辺の小島から成り,総面積は約 7300km2

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

カナリア諸島

モロッコ沖の大西洋にある火山群島。人口197万。15世紀にスペイン人が征服し、今はスペイン17自治州の一つ。最東端ランサロテ島はアフリカ大陸から105キロ。美しい海岸と豊かな山岳自然で大勢の観光客が訪れる。鳥のカナリアの原産地

(2006-09-13 朝日新聞 朝刊 1外報)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

カナリア‐しょとう〔‐シヨタウ〕【カナリア諸島】

Islas Canarias》アフリカ大陸の北西沖合の大西洋上にある火山性の諸島。また、それらで構成されるスペインの自治州。テネリフェ島グランカナリア島ランサローテ島ラパルマ島ラゴメラ島エルイエロ島フエルテベントゥーラ島などからなる。面積7270平方キロメートルヨーロッパからの避暑・避寒地。カナリアの原産地。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

カナリアしょとう【カナリア諸島】

〔Canaria〕 モロッコの西方、大西洋にある火山諸島。スペイン領。温暖な気候に恵まれた保養地。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カナリア諸島
かなりあしょとう
Islas Canarias

アフリカ大陸の北西岸、ジュビ岬から西へ約115キロメートルの大西洋上に点在するスペイン領の諸島。総面積7273平方キロメートル、総人口169万4477(2001)。火山列島であり、テネリフェ島テイデ山(3718メートル)をはじめ多くの火山がある。行政的には、東部のラス・パルマス県と西部のサンタ・クルス県とに分かれる。前者は、ランサローテ島(795平方キロメートル)、フェルテベントゥーラ島(1731平方キロメートル)、グラン・カナリア島(1532平方キロメートル)の諸島で構成される。後者は、テネリフェ島(2057平方キロメートル)、ゴメラ島(378平方キロメートル)、ラ・パルマ島(728平方キロメートル)、イエロ島(277平方キロメートル)からなる。県都は、それぞれラス・パルマスと、サンタ・クルスで、両市に総人口の約35%が集中している。
 気候は海洋の影響を受け、また北東貿易風帯にあり、亜熱帯気候で、常春(とこはる)の避暑地として有名である。年平均気温は16~21℃。サンタ・クルスでは年降水量252ミリメートル、日照時間2876時間、その南西のイザニャでは3354時間とスペイン最多で(1978)、一年中乾燥している。各島の周囲は急崖(きゅうがい)で、森林はなく半砂漠状であるが、灌漑(かんがい)によってバナナ、トマト、ジャガイモ、タバコ、タマネギ、果実などが栽培され、輸出されている。
 工業は魚の缶詰、タバコ加工、石油精製が行われる。15世紀以来、大西洋航路の要衝として栄え、現在は航空路の重要中継地でヨーロッパとの交通が頻繁である。観光業が盛んで、若年層の人口流入も多い。日本の遠洋漁業の基地でもある。島民は、スペイン人とかつての先住民グアンチェ人との混血を祖先とする人々で、カトリック教徒である。小鳥のカナリアの原産地。[田辺 裕・滝沢由美子]

歴史

古代ローマ人の間では「幸運諸島」の名で知られていたが、中世に入り、いったん人々の記憶から消える。1312年ジェノバ人マルセロ・ランサローテにより再発見され、1339年製作のアンジェロ・ドゥルセートの海図に再登場する。こののち、ポルトガルや地中海沿岸地域からの通航が盛んになるにつれ、ポルトガルとカスティーリャ(スペイン)が領有をめぐって対立し、結局、1479年のアルカソバス条約によりカスティーリャへの帰属が確定した。こののち1480年以後、カスティーリャによる本格的な征服事業が進行する。この過程で、先住民であるグアンチェ人は、レコンキスタ(国土回復戦争)でのカスティーリャの敵対者であるモロ人(イスラム教徒)と同列視されたため、自発的にカスティーリャ王に服してキリスト教を受け入れた場合はカスティーリャ臣民(自由民)としての法的身分が保証されたものの、反乱者は武力制圧ののち奴隷として売買された。こうした征服形態は新大陸の征服にも適用された。16世紀からは新大陸とスペイン本国との通航の中継地としての役割を果たし、南アメリカ、とりわけベネズエラ地域へ多数の移住者を送り出した。[青木康征]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

カナリア諸島の関連キーワードアフガンアフターアフロアフェアGTC汎アフリカ主義アフリカデーエロベイ諸島Malvinas,Islasアフロス

今日のキーワード

太陽系外惑星

太陽以外の恒星を回る惑星。その存在を確認する方法として、(1)惑星の重力が引き起こす恒星のわずかなふらつき運動を、ドップラー効果を用いて精密なスペクトル観測により検出する、(2)惑星が恒星の前面を通過...

続きを読む

コトバンク for iPhone

カナリア諸島の関連情報