カミルス(英語表記)Camillus, Marcus Furius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「カミルス」の解説

カミルス
Camillus, Marcus Furius

[生]?
[]前365
古代ローマ軍人,政治家。前 387年のガリア人侵入後,「ローマの救済者で,第2の建設者」と呼ばれた。エトルリアウェイーの攻略で最初の偉功を立てた。その後,伝承によると戦利品を私して追放され,アルデアに逃げたが,ガリア人がローマを攻撃したとき,その地で独裁官に任命され,を募ってガリア人を撃退,ローマ人がガリア人に与えた償金を奪い返した。プレプス (平民) の最高政務官職の要求を支持し,前 367年リキニウス・セクスチウス法案審議には賛成し,ガリア人攻撃後のローマの再建に尽力した。

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世界大百科事典 第2版「カミルス」の解説

カミルス【Marcus Furius Camillus】

前4世紀初頭におけるローマの最も偉大な将軍。生没年不詳。〈祖国の父,第2の建国者〉と称された。前後6回最高官職につき,5回独裁官に任命され,4回凱旋式を挙げたと伝えられるが,その多くは伝説である。しかし少なくとも前396年ごろエトルリアの都市国家ウェイイを攻略し,前387年ごろウォルスキ族に対する戦争を勝利に導いたことは確実視される。ローマを占領したケルト人を撃退したとも伝えられる。【平田 隆一】

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