カムチャダール語(読み)カムチャダールご(英語表記)Kamchadal language

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カムチャダール語
カムチャダールご
Kamchadal language

古シベリア諸語の一つで,チュクチ語コリャーク語とともにルオラウェトラン語族 (単にルオラウェトラン語ともいう) をなす。カムチャツカ半島にいくつかの島をなし,約 2500人に話されている。ロシアではこの民族の自称に基づき,イテリメン語ともいう。

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世界大百科事典 第2版の解説

カムチャダールご【カムチャダール語 Kamchadal】

チュクチ・カムチャツカ語族の言語。しかし(抱合語でないなど)他の同系語とは異なる特色がいくつかあり,親近性の隔たりが大きい。ロシア人との接触(17世紀末)以後急速に活力が衰え,消滅した方言もあるが,カムチャツカ半島北西部において約400人の話し手がロシア語の影響を強く受けた方言を保持している。カムチャダールという名称は完全にロシア化した原住民をさすこともあるため,民族の自称によって〈イテリメン語Itel’men〉とも呼ばれる。

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