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カラハン Callaghan, Morley Edward

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カラハン
Callaghan, Morley Edward

[生]1903.9.22. トロント
[没]1990.8.25. トロント
カナダの小説家。アイルランド系。法律を専攻したが早くから作家として活躍,ヘミングウェーなど「失われた世代」の作家たちと交遊した。処女作『奇妙な逃亡者』 Strange Fugitive (1928) 以来,社会における個人のモラルを鋭く追求,社会主義とキリスト教的愛に対する強い志向が作品の密度を高め,カナダの現存作家では群を抜いた存在。すぐれた短編作品も多い。主著『わが愛する者』 Such Is My Beloved (34) ,『彼ら地を継ぐべし』 They Shall Inherit the Earth (35) ,『天に歓喜あるべし』 More Joy in Heaven (37) ,『愛され失われし者』 The Loved and the Lost (51) ,『パリの夏』 That Summer in Paris (63) 。

カラハン

キャラハン」のページをご覧ください。

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大辞林 第三版の解説

カラハン【Lev Mikhailovich Karakhan】

1889~1937) ソ連の外交官。対中国不平等条約撤廃の「カラハン宣言」で有名。1924年中ソ協定、翌25年日ソ協定を締結。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カラハン
からはん
Morley Edward Callaghan
(1903―1990)

カナダの小説家。アイルランド系。大学で法律を修めたが、在学中に地元紙の記者を勤め、結局作家としての道を歩むことになった。処女作『不思議な逃亡者』(1928)以来、『これぞわが愛する者』(1935)、『彼ら地を受けつがん』(1935)、『より大きな喜びが天に』(1937)、『愛と喪失』(1951)、『いろどれる衣』(1960)などの一連の長編小説で、人間倫理の問題を執拗(しつよう)にキリスト教的文脈のなかで追求した。カナダの作家では、もっとも倫理的志向が強く、また技法的にももっとも腕の確かな作家の一人であった。短編作家としても優れ、『モーリー・カラハン短編集』(1959)がある。ヘミングウェイをはじめ「失われた世代(ロスト・ジェネレーション)」の作家たちと交遊があり、『パリのあの夏』(1963)で1928年当時のパリを描いた。晩年の作に、イエスに対するユダの裏切りに材を取った『ユダの時』(1983)と、60年代のパリを主舞台に、ある老思想家の回心の顛末(てんまつ)を描いた『無鉄砲老人の道行き』(1988)がある。[平野敬一]

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367日誕生日大事典の解説

カラハン

生年月日:1889年2月1日
ソ連邦の外交官
1937年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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