カリ長石(読み)カリチョウセキ

大辞林 第三版の解説

カリちょうせき【カリ長石】

カリウムに富む長石類の鉱物。玻璃はり長石・正長石・微斜長石など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カリ長石
かりちょうせき

カリウムを主成分とする鉱物で、玻璃(はり)長石(サニディン)、微斜長石、正長石の総称。カリウム長石ともいう。前記3種の硬度、比重、劈開(へきかい)はほとんど共通していて、肉眼での識別は不可能である。[松原 聰]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のカリ長石の言及

【正長石】より

…カリ長石KAlSi3O8の一種。カリ長石には高温サニディン,サニディン,正長石,マイクロクリンの4種類があり,前者ほど高温で安定であり,構造中のSiとAlの配列が無秩序である。…

【長石】より

…化学組成は,一般にMT4O8で表され,MはCa,Na,K,Ba,またTはAl,Siである。天然に産する長石は,ほとんどCaAl2Si2O8(アノーサイト,An),NaAlSi3O8(アルバイト,Ab),KAlSi3O8(カリ長石,Or)を端成分とする三成分系に属し,その組成はOrxAbyAnz(xyz=100)のように表現される。アノーサイトとアルバイトの間の固溶系列を斜長石,アルバイトとカリ長石の間の固溶系列をアルカリ長石と呼ぶ。…

※「カリ長石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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