コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

カワビシャ Histiopterus typus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カワビシャ
Histiopterus typus

スズキ目カワビシャ科。全長 40cmになる。体は三角形体高は高く,著しく側扁する。体側には4条の暗褐色の横帯がある。上顎前端に短いひげが密生する。頭部は露出した骨におおわれる。腹鰭とげは強大。銚子以南の南日本フィリピン南シナ海などに分布する。食用。やや美味。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カワビシャ
かわびしゃ
sailfin boarhead
[学]Histiopterus typus

硬骨魚綱スズキ目カワビシャ科に属する海水魚。南日本からフィリピンに分布し、やや深い岩礁やその付近の砂底にすむ。全長35センチメートルに達し、体は著しく高く、強く側扁(そくへん)する。吻(ふん)は前に突出し、口は小さい。上下両あごの前端に小さいひげが密生する。背びれ第3、第4棘(きょく)と軟条は長い。体色は黒褐色で、約4条の灰黄色の横帯がある。底引網でまれに漁獲され、食用にされる。[片山正夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

カワビシャの関連キーワードクサカリツボダイ壺鯛・壷鯛草刈壺鯛ツボダイ片山正夫底引網天狗鯛壺鯛

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android