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カンチク Chimonobambusa marmorea (Mitf.) Makino

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世界大百科事典 第2版の解説

カンチク【Chimonobambusa marmorea (Mitf.) Makino】

生垣にしたり,庭に植えたりする小型の竹類で,イネ科に入る。横にはった根茎から稈(かん)が群生し,高さは3m,直径は2cmに達し,節はやや太い。〈寒竹〉という名は旧暦の寒中にたけのこが出るという意味である。秋にたけのこが出て伸長し,翌年の初夏に稈が分枝する。竹の皮は長さ20cmに達し,1年くらい残存する。枝は1節に数本出る。葉は枝の先に3~4枚ずつつき,長さ10cmくらいの披針形で,毛はない。ときどき開花し,小穂は長さ4~8cmの線形で,紫色を帯び,長さ1cmくらいの小花がまばらに互生する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カンチク
かんちく / 寒竹
[学]Chimonobambusa marmorea (Mitford) Makino

イネ科のタケササ類。稈(かん)は高さ2~3メートル、直径1.0~1.5センチメートル。若竹は上部で各節から短い枝が数本出て、年を経るごとに下方に及び、下のものほど枝が長くなる。節間は紫黒色で光沢があり、節が高く、竹の皮は薄く、紫褐色の斑紋(はんもん)がある。葉は狭披針(きょうひしん)形で、長さ6~15センチメートル、幅0.8~1.2センチメートル、両面とも毛がない。カンチクはそのタケノコが寒中に出る意味であるが、実際は晩秋に出る。一般のタケノコとは異なり、季節はずれに出るので、食用として好まれる。日本産であるが、自生地は不明である。中部地方以西の本州で栽培される。また野生化もしている。[鈴木貞雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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