コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ガマの油

2件 の用語解説(ガマの油の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉プラスの解説

ガマの油

2009年公開の日本映画。監督・出演:役所広司、脚本:うらら、原案:役所広司、中田ひで子(ひで子の「ひで」の漢字表記は、玉へんに「秀」)。出演:瑛太、澤屋敷純一、二階堂ふみ八千草薫、益岡徹、小林聡美ほか。第52回ブルーリボン賞助演男優賞(瑛太)受賞。俳優・役所広司の初監督作品。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ガマの油
がまのあぶら

江戸時代に傷薬として賞用された軟膏(なんこう)剤。正式な処方内容は不明であるが、一般にはごま油や豚脂(とんし)、ろうなどを基剤にし、ヒキガエルやムカデを煮つめてつくられた。なかでも、「陣中膏ガマの油」は有名で、江戸中期、常陸(ひたち)国(茨城県)新治(にいはり)村長井(永井)から出た兵助(ひょうすけ)が江戸で広め、ついで松井源水の流れをくむ香具師(やし)たちがその商売を担ったとされている。このガマの油の作り方や内容も多様で、なかには基剤に着色しただけのものもあったとされ、このような粗悪品を香具師が巧みな口上と演技で売っていた。中国医学では、ヒキガエルの皮膚腺(せん)から分泌される乳状液を「せんそ」(蟾酥)と称し、強心、鎮痛、解毒薬として内用される。また、外用すると、局所知覚麻痺(まひ)、止血の効がある。薬効成分は、ブファリンをはじめとする強心ステロイド化合物である。[難波恒雄・御影雅幸]
『添田知道著『てきや(香具師)の生活』(1964・雄山閣出版) ▽室町京之介著『香具師口上集』(1982・創拓社) ▽宗田一著『日本の名薬』(1981・八坂書房)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ガマの油の関連キーワード首の座誘拐愛の予感OUTg@meさまよう刃白い手スパイ・ゾルゲ不毛地帯M/OTHER

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ガマの油の関連情報