デジタル大辞泉 「ガリウム砒素」の意味・読み・例文・類語 ガリウム‐ひそ【ガリウム×砒素】 高純度の砒素とガリウムとを直接反応させて得られる暗灰色で金属光沢のある結晶。化合物半導体としてIC・レーザー・発光素子などに用いられる。正しくは砒化ガリウム。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「ガリウム砒素」の意味・読み・例文・類語 ガリウム‐ひそ【ガリウム砒素】 〘 名詞 〙 ガリウムと砒素との化合物。単結晶は超高速集積回路などの基板に用いる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「ガリウム砒素」の意味・わかりやすい解説 ガリウムヒ(砒)素【ガリウムひそ】 III―V族化合物半導体で,性能上多くの特徴を持っている。シリコンに比べて,電子移動速度が高く,消費電力が少なく,高周波用や高速動作用の半導体(ショットキー障壁ゲート電界効果トランジスター,高電子移動度トランジスター)として広く用いられている。これらはガリウムヒ素半導体と呼ばれる。また,太陽電池(交換効率が21%と高い)やレーザーダイオードにも利用されている。CDのピックアップで使用する半導体レーザーもこの一種で,発生する光の波長が780nmなので赤色レーザーと呼ばれる。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
ASCII.jpデジタル用語辞典 「ガリウム砒素」の解説 ガリウム砒素 ガリウムと砒素を化合した半導体素材のことで、化合物半導体のひとつ。ICの主流であるシリコンに比べ、高速・高周波で小型化も容易という特徴を生かし、近年では携帯電話に利用されるなど、広く普及している。 出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報