ガリマール(英語表記)Gaston Gallimard

世界大百科事典 第2版の解説

ガリマール【Gaston Gallimard】

1881‐1965
フランスの大出版社の創業者。ジッドシュランベルジェ等による文芸総合雑誌《NRFエヌエルエフ)》の発行所として,エディシオン・ド・ラ・ヌーベル・ルビュ・フランセーズを1911年に創立する。以後,同誌の刊行と同誌による文人たちの著作の単行本,選集,全集の出版に専心する。こうして,ゲオンラルボー,マルタン・デュ・ガール,バレリークローデルリビエールロマン等の文人の作品が脚光を浴びることになる。

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大辞林 第三版の解説

ガリマール【Gaston Gallimard】

1881~1975) フランスの出版者。1909年 A =ジードとともに文芸総合雑誌「 NRF エヌエルエフ(新フランス評論)」を創刊。19年にガリマール社を創業、二〇世紀フランスの主要作家たちの作品を刊行。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ガリマール
がりまーる
Gallimard

20世紀フランス文学の代表的出版社。創立者ガストン・ガリマールGaston Gallimard(1881―1975)は、1908年アンドレ・ジッドとともに文学雑誌『NRF(エヌエルエフ)』を創刊したが、雑誌主体の出版に飽き足らず、1919年ガリマール社Librairie Gallimard(1961年にEditions Gallimardと改称)をおこした。ジッドのほか、プルースト、サルトル、カミュ、ボーボアール、サン・テグジュペリ、モディアノ、ル・クレジオらの著作を出版。世界文学叢書(そうしょ)「プレイアード」(1933創刊)や2500点に達する推理小説叢書「セリ・ノアール」(1945創刊)でも知られる。1971年、配本関係で32年間の提携を保ってきたアシェットと手を切り、独自の配本会社CDEソディスを創設。フォリオ叢書などポケット本や児童文芸書にも力を注いだ。出版社の経営は息子のクロード、孫のクリスチャンへと受け継がれ、1990年には外部の投資家の参与によって同族経営の危機が訪れたが、最終的には編集権の自由を守り抜いた。[矢野浩三郎]

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367日誕生日大事典の解説

ガリマール

生年月日:1881年1月16日
フランスの大出版社の創業者
1975年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ガリマール

(Gaston Gallimard ガストン━) フランスの出版業者。一九〇八年にアンドレ=ジッドとともに文芸雑誌「NRF」を刊行。一九年にガリマール社を設立し、フランスの近代作家たちの作品を出版した。(一八八一‐一九七五

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