キス(鱚)(読み)きす

日本大百科全書(ニッポニカ) 「キス(鱚)」の意味・わかりやすい解説

キス(鱚)
きす / 鱚

硬骨魚綱スズキ目キス科のシロギス異名近縁青みが強いアオギス(標準和名ヤギス)に対してシロギスと名づけられた。しかし体色は名のように白色ではなく、背側が淡黄褐色腹側だけが白みを帯びる。魚屋などでは単にキスとよび、釣り人はシロギスとよぶことが多い。

[谷口順彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android