キーウィフルーツ(英語表記)Actinidia chinensis; kiwi fruit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キーウィフルーツ
Actinidia chinensis; kiwi fruit

マタタビ科の落葉つる植物。シナスグリともいう。中国南部原産で,紅藤梨,羊桃の名がある。雌雄異株。6~7月に白い五弁花をつけ,8~10月に実を熟す。キーウィに似た褐色の果実は,全面に毛をもつ。中心部はクリーム色で中央に軟種子が集まる。ニュージーランドが主産地。日本には近縁種のナシカズラ A. rufaが自生する。

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世界大百科事典 第2版の解説

キーウィフルーツ【kiwi fruit】

中国原産で,ニュージーランドで栽培果樹に育成されたマタタビ科のつる性木本。名は果実がニュージーランドの象徴キーウィに似ることに由来する。しかし,もともとは中国の長江南部に自生するシナサルナシ(羊桃)の種子が1906年にニュージーランドに導入され,その実生苗から改良されたものである。日本へは64年に果実が輸入され,69年に実生苗と導入苗から初結実をみて,近年栽培面積が増加している。葉は互生し柄があり,円心形。

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世界大百科事典内のキーウィフルーツの言及

【サルナシ】より

…【松井 仁】。。…

【マタタビ】より

…【初島 住彦】。。…

【マタタビ】より

… マタタビ科Actinidiaceaeは3属約300種からなり,熱帯,亜熱帯に種類が多いが,温帯に分布するものもあり,つる性となるものが多い。この科に属するキーウィフルーツは中国原産のシナサルナシA.chinensis Planch.がニュージーランドで品種改良され,果樹に育成されたものである。【初島 住彦】。…

【有毒植物】より

…ヤマノイモ,サトイモ,カラスビシャク,マムシグサなどの根茎にはシュウ酸カルシウムの鋭くとがった針状結晶が存在し,皮膚を刺激し炎症をおこす。コンニャク,キーウィフルーツでも同じ現象がみられるが,原因をシュウ酸カルシウムだけとする説には疑問がある。ウルシ,ハゼノキ,ヌルデ,マンゴーなどウルシ科植物による強いアレルギー性皮膚炎の原因は含有成分のウルシオールにある。…

※「キーウィフルーツ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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