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クリーブランド美術館 クリーブランドびじゅつかんCleveland Museum of Art, Cleveland

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クリーブランド美術館
クリーブランドびじゅつかん
Cleveland Museum of Art, Cleveland

オハイオ州クリーブランドにある,アメリカの代表的美術館の一つ。 1913年に設立され,16年一般に公開された。 58年アメリカ美術専用の展示場を増設し,71年には M.L.ブロイアー設計の教育センターが完成。アメリカの美術館の一般的な特色を反映して,特定の時代や国にかたよらない幅広いコレクションをもつ。古代エジプト,メソポタミアからギリシア,ローマを経てヨーロッパの中世美術にいたる作品群は同館最大の見どころの一つ。ルネサンスから現代までの彫刻のコレクションも充実している。絵画部門も 15世紀のイタリア,フランドルから近代にいたる多くの名品を含むが,特にターナーの『国会議事堂の炎上』やピカソの青の時代の『人生』などは特に有名。また同館のアジア美術コレクションはアメリカでも最もすぐれたものの一つである。

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デジタル大辞泉の解説

クリーブランド‐びじゅつかん〔‐ビジユツクワン〕【クリーブランド美術館】

Cleveland Museum of Art》米国オハイオ州クリーブランドにある総合美術館。1913年開館。古代彫刻、西洋近代美術、東洋美術など幅広いコレクションをもつ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クリーブランド美術館
くりーぶらんどびじゅつかん
Cleveland Museum of Art

東洋美術のコレクションで有名なアメリカの美術館。1912年に設立され、16年オハイオ州エリー湖のほとりに新古典様式の現美術館が開館した。現在4万点以上の作品を所蔵、東洋関係の収集品は世界屈指とされているが、これは第二次世界大戦後日本に滞在し、1958年から83年まで館長であったシャーマン・リーSherman E.Lee(1918― )に多くを負っている。日本美術では天平(てんぴょう)~貞観(じょうがん)期の日光菩薩坐像(ぼさつざぞう)、藤原時代の薬師如来(にょらい)坐像、また『熊野曼荼羅(まんだら)』、相阿弥(そうあみ)の『伝瀟湘(しょうしょう)八景図』などを所蔵する。また西洋美術は古代のシュメール彫刻『グデア像』からピカソ作『生』など、現代に至る美術、工芸を網羅する。ドイツのブラウンシュワイク大聖堂からもたらされた8世紀にさかのぼる「ゲルフの宝物」を含む中世美術のコレクションでも、世界有数の美術館として知られている。[湊 典子・吉川節子]

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