クルジュ

百科事典マイペディアの解説

クルジュ

ルーマニア北西部,トランシルバニア地方の中心都市。現在の正称はクルジュ・ナポカCluj-Napoca。ドイツ名はクラウゼンブルクKlausenburg,ハンガリー名はコロジュバール。ソメシュ川沿いにある農業地帯の中心で,皮革・機械・化学・製薬・食品工業が行われる。近郊には天然ガスの鉱脈がある。観光地としても知られる。総合大学(1872年創立),医大,美術大,オペラハウスがある。ローマのダキア支配期にはナポカと呼ばれ,12世紀以降ドイツ移民が入植,1405年に自由市となった。第2次大戦中はハンガリー領で,現在でもハンガリー人が多い。32万5000人(2011)。

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世界大百科事典 第2版の解説

クルジュ【Cluj】

ルーマニアのトランシルバニア地方の中心的都市で,同名県の県都。人口32万6000(1994)。現在の正式名称はクルジュ・ナポカCluj‐Napoca。ハンガリー名はコロジュバールKolozsvár,ドイツ名はクラウゼンブルクKlausenburg。ソメシュ川の流域に位置し,西方にはアプセニ山脈をひかえ,東方はトランシルバニア台地に通じ,古来軍事・交通の要衝であった。市の中央の自由広場には,大貴族に対抗して同市の自治を認めたハンガリー王マーチャーシュ1世の銅像がたち,その後方には完成までに1世紀半(1350‐1487)を要したゴシック様式の聖ミハーイ・カトリック教会がそびえている。

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