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クレアチンキナーゼ クレアチンキナーゼ creatine kinase

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クレアチンキナーゼ
クレアチンキナーゼ
creatine kinase

酵素番号 2.7.3.2。クレアチンホスフォキナーゼ (CPK) ともいう。筋肉内に存在する酵素で,血清クレアチンキナーゼ濃度の測定は,筋肉や脳などの組織細胞に障害があるかどうかを判定するうえで役立つ。

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デジタル大辞泉の解説

クレアチン‐キナーゼ(creatine kinase)

骨格筋心筋などの細胞に存在し、クレアチンリン酸の合成・分解を触媒する酵素。筋肉の収縮時にはクレアチンリン酸クレアチンリン酸に分解し、ADPリン酸基を転移してATPを補給する。休息時にはATPのリン酸基を一つクレアチンに転移し、クレアチンリン酸を合成する。クレアチンホスホキナーゼ。CK(creatine kinase)。

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栄養・生化学辞典の解説

クレアチンキナーゼ

 [EC2.7.3.2].クレアチンリン酸化酵素ともいう.クレアチンがATPからリンを受け取ってクレアチンリン酸になる反応を触媒する酵素.ATPのエネルギーをクレアチンリン酸の形で蓄えて,ATPが使われたときの再生に利用される.いわば高エネルギーリン酸結合を一時的に貯蔵する形態といえる.

出典|朝倉書店
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クレアチンキナーゼ
くれあちんきなーぜ
creatine kinase

クレアチンリン酸の分解と合成にかかわる触媒酵素。骨格筋や心筋および脳などの神経細胞に多く存在する。CKと略称され、かつてはクレアチンフォスフォキナーゼ(CPK:creatine phosphokinase)とよばれていた。筋肉を使うときなどに必要となるATP(アデノシン三リン酸)のエネルギーをクレアチンに転移してクレアチンリン酸(フォスフォクレアチン)として蓄えておき、筋肉を収縮させるなどエネルギーを必要とするときに、逆反応によってATPを合成し再生する。具体的には、クレアチンリン酸をクレアチンとリン酸に分解し、ADPアデノシン二リン酸)にリン酸基を渡してATPを補給する。すなわちCKは、クレアチン+ATPとクレアチンリン酸+ADPとの相互の反応を触媒する酵素である。
 また、筋肉などの組織細胞に障害があるとCKの血中濃度が高値を示すため、心筋梗塞(こうそく)をはじめとする心疾患のほか、多発性筋炎や甲状腺(せん)機能低下症などの診断の際に測定される。ほかにマラソンなどの激しい運動や、筋肉の打撲、筋肉注射後にもCKが高値を示す場合がある。また、スタチンなどの薬物作用によって上昇をみることもある。[編集部]

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