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クロンチョン クロンチョン〈インドネシア〉Kroncong

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デジタル大辞泉の解説

クロンチョン(〈インドネシア〉Kroncong)

16世紀に源を発し、アフリカアラブの要素を加味したポルトガル音楽の影響下に形成されたインドネシアポピュラー音楽。元来は、ポルトガル人がインドネシアに持ち込んだウクレレ風小型ギターの名称。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

クロンチョン

インドネシア,マレーシアの大衆歌謡。16世紀にポルトガル人が持ち込んだ音楽を土台として17世紀に発生,19世紀以降流行。今日のポップ音楽においても重要なジャンル

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世界大百科事典 第2版の解説

クロンチョン【kroncong[ジヤワ]】

インドネシアのポピュラー音楽。この名は輪にたくさんの鈴をつけて振り鳴らす楽器クロンチョンに由来する。ほぼ3世紀にわたる歴史を持つ。主としてジャワ島の伝統的な歌をもとにして,ポルトガルやアラビアのポピュラー音楽の要素を取り入れ,インドネシア語で作曲されたものである。伴奏楽器の基本的な編成は,バイオリンフルート,ギター,バンジョー,クロンチョン,チェロコントラバス等であり,ジャワ古来のガムラン民俗音楽リズムを取り入れている。

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世界大百科事典内のクロンチョンの言及

【ポピュラー音楽】より

… 植民地のポピュラー音楽の最も早い例は,スリランカとインドネシアに見いだされる。16世紀初頭にポルトガルの軍隊が南アジアに侵入したあと,彼らの音楽と現地の音楽との接触によって,少なくとも現在知られているところではスリランカでカフリンナkaffrinnaとバイラbaira,インドネシアでクロンチョンという混血音楽が生まれ,いずれも今日まで大衆に愛好され続けている。スリランカの例では,ポルトガル兵の中にモザンビークで徴発されたアフリカ人が含まれていたため,カフリンナとバイラにはアフリカ音楽の要素も混入していたと報告されているが,インドネシアのクロンチョンの場合はその点は明らかではない。…

※「クロンチョン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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