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クーニャ クーニャ Cunha, Euclides Rodrigues Pimenta da

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クーニャ
クーニャ
Cunha, Euclides Rodrigues Pimenta da

[生]1866.1.20. リオデジャネイロ,サンタリタドリオネグロ
[没]1909.8.15. リオデジャネイロ
ブラジルの小説家,ジャーナリスト。3歳で孤児となり伯母のもとで育てられた。大学の工学部に入るが,すぐ陸軍士官学校に転校。しかし,1888年反抗分子として退学させられ,のち再び工学部で学ぶ。

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クーニャ
クーニャ
Cunha, José Anastácio da

[生]1744. リスボン
[没]1787. リスボン
ポルトガルの詩人,数学者。砲術の士官であったが,その科学,文学の広い教養が認められポンバル侯によってコインブラ大学の幾何学教授に任命された。しかし,教会を批判した詩『理性の声』A Voz da Razãoのために,1778年宗教裁判にかけられた。

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クーニャ
クーニャ
Cunha, Tristão da

[生]1460頃
[没]1540頃
ポルトガルの航海者。 A.アルブケルケとともにインド遠征におもむく。 16隻の遠征隊を率い,途中大西洋クーニャ諸島に到達 (1506) ,次いでマダガスカルなどアフリカ東岸を探検した。

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世界大百科事典 第2版の解説

クーニャ【Euclides da Cunha】

1866‐1909
ブラジルの作家。《奥地の反乱》(1902)の著者。本来,土木技師,ジャーナリスト,論理学の教師であるが,前述の作品はブラジル文学史上きわめて重要なものである。これは,ブラジル北東部バイアの奥地カヌードスで暴徒と化した狂信徒と連邦政府軍との凄惨な戦闘の模様と,その社会学的原因とを科学者らしい独特な文体で書き綴った従軍記であるが,それまでヨーロッパアメリカに向いていたブラジルの知識人の眼を国内問題に向けさせ,さらには北東部地方出身のJ.アマド,グラシリアノ・ラモスらの社会抗議の文学の基盤となるものである。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クーニャ
くーにゃ
Euclides Rodrigues Pimenta da Cunha
(1866―1909)

ブラジルの作家。ブラジル文学史上、重要な位置を占める『奥地の反乱』(1902)の著者。この特異な作品は、ブラジル北東部地方バイアの奥地カヌードスで暴徒と化した狂信徒と連邦政府軍との凄惨(せいさん)な戦闘、いわゆる「カヌードスの乱」(1897)を描き、その社会学的原因、奥地の自然環境、住民の生活や感情を科学的な独特の文体(クーニャは土木技師、論理学の教師も務めた)で追求した従軍記である。この作は非常な反響をよび英訳もある。知識人の目を国内問題に向けさせ、さらには1930年代の北東部地方出身のアマード、ラモス、リンス・ド・レゴらに影響を与え、地方主義的、社会派的文学の基礎をつくった。[高橋都彦]

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世界大百科事典内のクーニャの言及

【ラテン・アメリカ文学】より

… 30年代には,ジョルジェ・アマド,グラシリアノ・ラモスGraciliano Ramos(1892‐1953),ジョゼ・リンス・ド・レゴJosé Lins do Rego(1901‐57)ら北東部地方(ノルデステ)出身の小説家たちが登場し,同地方の社会問題を,地方的な香りのする口語体に近い文体で提起した。これらの作家の先駆者は,ブラジルの文化人・知識人の目を国内問題に向けさせた《奥地の反乱》(1902)の著者エウクリデス・ダ・クーニャであるが,30年代はブラジルにとって政治的ラディカリズムの時代で,これらの作家もこれを免れていない。したがってアマードの《無限の土地》(1942),ラモスの《乾いた生活》(1938),レゴの《火の消えた製糖工場》(1943)のように,彼らが文学的円熟をみせるのは40年前後のことである。…

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