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クーリッジ クーリッジCoolidge, (John) Calvin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クーリッジ
Coolidge, (John) Calvin

[生]1872.7.4. バーモントプリマス
[没]1933.1.5. マサチューセッツ,ノーサンプトン
アメリカの政治家。第 30代大統領 (在任 1923~29) 。アマースト大学卒業。共和党に属し,1918年マサチューセッツ州知事。 20年 11月 W.ハーディング大統領のもとで副大統領,23年8月ハーディングが没すると大統領に昇格,24年大統領に選出された。大統領在任中は人目をひく政治指導力はみられなかったが,経済の安定を維持し,産業界と企業経営に対する政府の干渉を極力押える政策が特徴的で,税率引下げにより資本蓄積を有利にし高率の保護関税を維持した。外交政策国際協調を基本とし,28年パリ不戦条約の締結に寄与した。

クーリッジ
Coolidge, William David

[生]1873.10.23. ハドソン
[没]1975.2.3. ニューヨーク,スケネクタディ
アメリカの物理学者。マサチューセッツ工科大学を卒業,同大学助教授を経て,ゼネラル・エレクトリック社に入り (1905) ,同社研究所所長 (32~44) 。 1908年電球用のタングステン・フィラメントの製造法を開発,16年タングステンを陰極に用いたX線管 (クーリッジ管) をつくり,X線利用を促進した。第2次世界大戦中はレーダロケットの研究にも関与し,またマンハッタン計画にも加わった。

クーリッジ
Coolidge, William Augustus Brevoort

[生]1850.8.28. アメリカ合衆国ニューヨーク,ニューヨーク
[没]1926.5.8. スイス,グリンデルワルト
アメリカ合衆国生まれのイギリスの歴史家,登山家。約 1750回の登山を通じ,スイス,フランス,イタリアのアルプスについて,初期の体系的な調査を行なった。オックスフォード大学を卒業後,同大学で数年教職につき,1883年にイギリス国教会の司祭に叙任された。少年時代におばにアルプスを教えられ,登山とアルプスの研究がおもな関心事になった。1885年からスイスに在住。主要な登山は 1865年から 1898年の間に行なわれ,1874年には最初のユングフラウ(4158m)冬季登山を成し遂げた。歴史家としては,綿密な研究と編纂で知られる。おもな著書に "Guide to Switzerland"(1901),"The Alps in Nature and History"(1908)など。

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百科事典マイペディアの解説

クーリッジ

米国の政治家,第30代大統領(1923年―1929年)。共和党上院議員,州知事を経て1921年ハーディングの下で副大統領となり,その急死のあと大統領に昇格,1924年再選。

クーリッジ

米国の物理学者マサチューセッツ工科大学を出て,1905年ゼネラル・エレクトリック会社の研究所に入り1932年―1944年同研究所長。タングステンに延性を与えることに成功(1910年)して電球・電子管の発展に寄与,クーリッジ管(X線管)を考案(1913年)してX線の研究・応用に貢献。

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世界大百科事典 第2版の解説

クーリッジ【John Calvin Coolidge】

1872‐1933
アメリカ合衆国第30代大統領。在職1923‐29年。バーモント州に生まれ,隣州マサチューセッツで弁護士となり,のち政界に入った。同州知事在任中(1919‐20),ボストン警察官のストライキを収め,〈何ぴとといえども,いかなる場所・時を問わず,公衆の安全を脅やかすストライキ権はもち得ない〉と述べ,一躍,法と秩序の立役者となった。その後,共和党から出馬し副大統領(1921‐23)に選ばれたが,1923年8月ハーディングの急死で大統領に昇格。

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大辞林 第三版の解説

クーリッジ【William David Coolidge】

1873~1975) アメリカの電気工学者。タングステンを用いた長寿命の電球用フィラメント、クーリッジ管を開発。

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