グリニッジ

大辞林 第三版の解説

グリニッジ【Greenwich】

〔グリニジとも〕 ロンドン市東部の住宅地区。テムズ川南岸にある。グリニッジ天文台のもとの所在地。今もこの地を通る経線を本初子午線とし経度の基点とする。 〔「緑威」とも当てた〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

グリニッジ
Greenwich

イギリスイングランド南東部,グレーターロンドンを構成する 33地区の一つ。外部ロンドンに属する区で,グレーターロンドンの南東方にあり,テムズ川南岸に位置する。旧グリニッジ区である西部はロンドンの最も快適な郊外住宅地で,歴史的な建物も多い。広大なグリニッジ公園内外には,イギリス建築史上著名なクリストファー・レン,ニコラス・ホークスムア,ジョン・バンブラ,イニゴー・ジョーンズの 4人が残した建物が,海軍兵学校,海事博物館などになっており,1997年世界遺産の文化遺産に登録された。1675年に創立されたグリニッジ天文台はより理想的な観測地を求め,1957年までに徐々にイーストサセックス県中部のハーストモンスーに移転したが,レンの設計した建物は 1960年に天文博物館として公開され,本初子午線グリニッジ子午線)はこの建物を通過している。旧ウリッジ区である東部は甲鉄鑑の出現まで造船業で有名で,航海者フランシス・ドレークや探検家ウォルター・ローリーらの乗船した船もここで建造された。快速帆船『カティ・サーク』号が桟橋に係留されている。東接するベクスリーにかけてのテムズ川沿岸はテムズミードと呼ばれ,住宅地区として開発されたニュータウン。面積 47km2。人口 21万4403(2001)。

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精選版 日本国語大辞典の解説

グリニッジ

(Greenwich) イギリス、ロンドン南東部のテムズ川右岸の地名。本初子午線の通る地として知られ、一九四六年までグリニッジ天文台が置かれていた。

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