コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

グンバイムシ グンバイムシ Tingidae; lace-bug

3件 の用語解説(グンバイムシの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

グンバイムシ
グンバイムシ
Tingidae; lace-bug

半翅目異翅亜目グンバイムシ科に属する昆虫の総称。多くは体長3~4mmで,10mmをこえるものはまれである。和名は,ナシグンバイ Stephanitis nashiなどの普通種の形が昔の武将が持っていた軍配の形に似ていることからつけられた。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

グンバイムシ

半翅(はんし)目グンバイムシ科に属する小昆虫の総称。体長5mmを超す種類はほとんどない。著しく扁平で胸や翅の側縁が軍配状に張り出すのでこの名がある。各種植物の葉裏に群がる害虫で,ナシグンバイ,ツツジグンバイなど多くの種類がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グンバイムシ
ぐんばいむし / 軍配虫
lace bugs

昆虫綱半翅(はんし)目異翅亜目グンバイムシ科Tingidaeの昆虫の総称。同じ亜目のサシガメに近縁といわれる。体長1.5~7ミリメートルと小形で、体は扁平(へんぺい)のことが多い。前胸背や半翅鞘(はんししょう)(はね)は網目構造となり、レース模様のようである。はねは横に広くなることがあり、ちょうど軍配の形となり、これが和名の由来である。熱帯、亜熱帯を中心に世界で約2000種が知られ、日本には約60種が分布する。すべて植物に寄生し、普通、葉裏から吸汁する。寄生された葉は葉緑素(クロロフィル)を吸われるので白斑(はくはん)が現れ、加害がひどいと枯れてしまう。年数回羽化し、晩夏から初秋にかけてかなり多数が発生する。寄生植物には種の特異性が多少ともみられ、ツツジの害虫とされるツツジグンバイStephanitis pyrioides、ナシなどバラ科樹木を加害するナシグンバイS. nashi、ヤマボウシにはトサカグンバイS. takeyaiなどが知られる。アザミ類にすむ日本最大種で体長7ミリメートルになるアザミグンバイTingis ampliataはおもに葉の表にみられ、群生はしない。また、スギゴケなどに寄生するマルグンバイAcalypta spp.も知られる。[林 正美]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

グンバイムシの関連キーワードヒメカツオブシムシ異翅類同翅類軍配虫椿象木食虫カメムシ(亀虫∥椿象)グンバイムシ(軍配虫)サシガメ(刺亀)ツチカメムシ(土亀虫)

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone