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グンバイムシ グンバイムシTingidae; lace-bug

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

グンバイムシ
グンバイムシ
Tingidae; lace-bug

半翅目異翅亜目グンバイムシ科に属する昆虫の総称。多くは体長3~4mmで,10mmをこえるものはまれである。和名は,ナシグンバイ Stephanitis nashiなどの普通種の形が昔の武将が持っていた軍配の形に似ていることからつけられた。

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百科事典マイペディアの解説

グンバイムシ

半翅(はんし)目グンバイムシ科に属する小昆虫の総称。体長5mmを超す種類はほとんどない。著しく扁平で胸や翅の側縁が軍配状に張り出すのでこの名がある。各種植物の葉裏に群がる害虫で,ナシグンバイ,ツツジグンバイなど多くの種類がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グンバイムシ
ぐんばいむし / 軍配虫
lace bugs

昆虫綱半翅(はんし)目異翅亜目グンバイムシ科Tingidaeの昆虫の総称。同じ亜目のサシガメに近縁といわれる。体長1.5~7ミリメートルと小形で、体は扁平(へんぺい)のことが多い。前胸背や半翅鞘(はんししょう)(はね)は網目構造となり、レース模様のようである。はねは横に広くなることがあり、ちょうど軍配の形となり、これが和名の由来である。熱帯、亜熱帯を中心に世界で約2000種が知られ、日本には約60種が分布する。すべて植物に寄生し、普通、葉裏から吸汁する。寄生された葉は葉緑素(クロロフィル)を吸われるので白斑(はくはん)が現れ、加害がひどいと枯れてしまう。年数回羽化し、晩夏から初秋にかけてかなり多数が発生する。寄生植物には種の特異性が多少ともみられ、ツツジの害虫とされるツツジグンバイStephanitis pyrioides、ナシなどバラ科樹木を加害するナシグンバイS. nashi、ヤマボウシにはトサカグンバイS. takeyaiなどが知られる。アザミ類にすむ日本最大種で体長7ミリメートルになるアザミグンバイTingis ampliataはおもに葉の表にみられ、群生はしない。また、スギゴケなどに寄生するマルグンバイAcalypta spp.も知られる。[林 正美]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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