精選版 日本国語大辞典 「単眼」の意味・読み・例文・類語
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節足動物とくに昆虫にみられる小形で単純な形の目をいう。昆虫には大形のよく発達した複眼があり、この単眼をあわせもつものが多い。昆虫の成虫の単眼は背単眼とよばれ、三角形に配置された3個からなり、そのうちの頂点にある1個は2個が融合したものである。単眼は外側から、レンズ状のキチン角膜、角膜形成層、数個の視細胞が感桿(かんかん)を囲んでできた小網膜からなる。明暗によく反応し、光の有無や明暗周期の検知器官として働いていると考えられている。幼虫の単眼は側単眼といわれ、成虫の複眼にあたる。昆虫以外では、クモ類、多足類やカブトガニにもみられ、甲殻類の幼生のノープリウス眼も単眼である。
[高橋純夫]
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…目は,体の正中線またはその近くにある中央眼と体の両側方にある側眼に大別される。爬虫類や円口類の顱頂眼(ろちようがん)や昆虫成虫の背単眼が中央眼である。
【動物の目】
[無脊椎動物]
無脊椎動物の目の構造や機能は,種類によって大きく異なっている。…
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