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ゲートキーパー gatekeeper

翻訳|gatekeeper

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ゲートキーパー

悩んでいる人のサインに気づき、専門家につないで自殺を防ぐ住民ボランティア。県内では「メンタルヘルスサポーター」「ふれあい相談員」などと呼ばれる。秋田大と市町村の協力で全国に先駆けて2001年ごろから育成に取り組み、全25市町村で講座を開催。各地で住民団体が活動する。

(2014-03-15 朝日新聞 朝刊 秋田全県 1地方)

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デジタル大辞泉の解説

ゲートキーパー(gatekeeper)

門番の意》
新聞・放送などで、ニュースや記事の取捨選択をする担当者。
商品の購入について決定権をもつ人。
内閣府が主導する自殺防止活動の一。職場・学校や家庭などで自殺の兆候がみられる人に対し、声をかけて話を聞いたり、専門家を紹介したりして悩みを軽減してもらおうというもの。また、その役割を担う人。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゲートキーパー
げーときーぱー
gatekeeper

自殺の危険を示すサインを見逃さず、適切な対応をする役割を果たす人のこと。地域や職場などで悩んでいる人に声をかけて話を聞き、専門機関で必要な支援が受けられるように勧めたり、その後の経過を見守ったりする。ゲートキーパーは英語で門番を意味し、軍事や金融、ITなどの分野では、見張りや監視をする職務や装置の名称としても使われている。
 内閣府では2007年(平成19)6月に発表した自殺総合対策大綱の重点施策として、ゲートキーパーの養成を掲げた。養成の対象者は、地域の診療所の医師(かかりつけ医)や教職員、保健師、看護師、ケア・マネージャー、民生委員、児童委員、各種の相談窓口担当者などで、地域で多くの人と交流する機会が多い職務につく人に研修を実施している。これまで世界保健機構(WHO)や、多くの国々で人材を養成し、自殺防止につなげている。
 ゲートキーパーは、専門の資格や免許を得てつく職業ではない。自治体や地方公共団体が実施している養成研修会を受講し、専門知識や対処方法を学んだうえで、身近な環境で自殺対策を支援する啓発活動を担う。研修には、講演会などを中心にした一般市民向けのものと、自殺対策の専門的な知識の向上を図るため、おもに自治体の窓口担当の職員などが受講する専門家向けのものがある。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

図書館情報学用語辞典の解説

ゲートキーパー

科学コミュニケーション研究で用いられる用語で,研究機関の中でのインフォーマルな情報伝達の中心となる研究者.ゲートキーパー概念は第二次大戦中にレヴィン(Kurt Lewin 1890-1947)によって唱えられ,マスコミュニケーション領域で研究された.科学コミュニケーションにおいては,アレン(Thomas John Allen 1931-  )が,1977年に技術面でのゲートキーパー(technological gatekeeper)という表現を用いた.ゲートキーパーは,研究開発の中心となっており,外部の組織のゲートキーパーとの接触も多い.比喩的に情報伝達の仲介者,中心人物をゲートキーパーと呼ぶこともある.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典について 情報

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