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コッター cotter

翻訳|cotter

デジタル大辞泉の解説

コッター(cotter)

平らなくさび一種。往復運動をすると軸、回転する軸と筒などを固定するために用いるもの。力の方向に直角にあけた穴に打ち込む。楔子(けっし)。

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百科事典マイペディアの解説

コッター

軸と軸,軸と車輪などの機械の部品組立てに用いる鋼の(くさび)。断面は長方形状だが,わずかに先細にしてある。力の方向と直角にあけた穴に打ち込んで締結する。

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世界大百科事典 第2版の解説

コッター【cotter】

引っ張りあるいは圧縮の力を受ける2本の軸を直結するときに用いる鋼製のくさび。図に示すように,細長い長方形状(角は丸くしてある)の断面をもち,両軸を軸線直角方向に貫く穴に打ち込んで強く固定する。両側にこう配をもつものと,片側のみこう配をつけたものとがあり,また抜け出すことを防止するために止めピンやナットをつける場合もある。大型往復動エンジンのピストン棒とクロスヘッドとの連結などに用いる。【北郷 薫】

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大辞林 第三版の解説

コッター【cotter】

平形のくさびの一種。多く鋼鉄製で、力が軸方向にのみかかるような二本の棒材をつなぐのに用いる。一方の棒には筒状のソケットが設けてある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コッター
こったー
cotter

2本の軸または棒を連結するのに用いられる軸の長手方向に対して直角(横形)に差し込んだ楔(くさび)。段のついた軸端にソケット状に加工した軸端を差し込み、コッターを差し込んで2軸を接合する。コッターには勾配(こうばい)をつけて抜けるのを防いでいる。解体が比較的容易で調節もでき構造が簡単であるため、2軸の簡易連結用に多く用いられ、内燃機関の連接棒の結合などに使用されている。片側傾斜のものと両側傾斜のものとがあり、振動により抜け出る心配のあるときには、コッターに止めピンを差し込み、抜け出ないようにする。伝達力は軸の長手方向に作用するので、コッターには直角方向に力が作用し、曲げ応力と剪断(せんだん)応力を受ける。[中山秀太郎]

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世界大百科事典内のコッターの言及

【小屋住農】より

…ヨーロッパの中世農村または荘園における零細農で,自分の家とそれに付属する小土地を持つ。英語でcotter,cottager,ドイツ語でGärtnerともいう。中世史家E.A.コスミンスキーが13,14世紀のイギリスについて明らかにしたように,封建制の最盛期においても,荘園制は国のすみずみまで一様に成立しなかったし,直接生産者たる封建農民の土地保有状況もけっして一様ではなかった。…

※「コッター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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