コネクター(英語表記)connector

翻訳|connector

デジタル大辞泉 「コネクター」の意味・読み・例文・類語

コネクター(connector)

電線と、電線または電気器具とを接続するための電気部品。接続プラグ。
自動電話交換で、発信側の符号により受信側を選出、接続する装置

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「コネクター」の意味・読み・例文・類語

コネクター

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] connector )
  2. 電線と、電線または電気機械器具とを接続するための電気部品。抜き差しによって回路を断続させるもので、ピンのある差し込み側と、それに相対する穴をもつ差し込まれる側の二つ部分からなる。接続プラグ。
  3. 自動電話交換において、発信側のダイヤルインパルスに応じて、着信側の選択、呼出、接続操作を行なうスイッチをいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「コネクター」の意味・わかりやすい解説

コネクター
connector

電気導体間の接続に用い,雌雄の組合せによって着脱ができる部品をいう。2~100本の接続が可能な多極コネクターと,高周波用の同軸コネクターとがある。多極コネクターには,プリント板コネクターを主とするプラグインコネクターと,機器間のケーブルを接続するケーブルコネクターが含まれる。多極コネクターの特徴は,(1)機器あるいは装置の製造を並列化できる,(2)装置の設置における省力化が著しい,(3)装置の罹障時間を短縮できるなどで,電気機器の内・外部に盛んに使用されるようになった。コネクターの雌雄の接触部分にはリン青銅ベリリウム銅ばねの上にニッケルめっきしたものが多いが,低電圧回路用のものには金めっきなどによる貴金属どうしの接触が利用される。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「コネクター」の解説

コネクター

コンピューターやその他のデジタル機器で、機器同士やケーブルを接続するための部品を指す。端子、ポートなどとも呼ばれる。パソコンと周辺機器との接続に使う主なコネクターとしては、外付けハードディスクやマウス、キーボードなどを接続する「USB」、同じく外付けハードディスクなどを接続する「IEEE1394」(別名i.LINK、MacではFireWireと呼ぶ)、ディスプレーを接続する「VGA」「DVI」、イーサネットケーブル(LANケーブル)を接続する「イーサネット」など、さまざまな種類や形状がある。中でもUSBは汎用性が高く、ほとんどのパソコンで、複数のコネクターが用意されている。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

百科事典マイペディア 「コネクター」の意味・わかりやすい解説

コネクター

(1)ステップ・バイ・ステップ式交換機の接続スイッチの一つ。(2)一般にケーブル,コード等により電気回路を接続するため使用される差込型の接続器具の総称。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android