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コンピュータリテラシー computer literacy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コンピュータリテラシー
computer literacy

コンピュータを使いこなすための基本的な知識や技能を個人が身につけること。具体的には,パーソナル・コンピュータでソフトウェアやインターネットを使いこなし,必要な情報の収集,蓄積,加工,表現,伝達ができるようになることをさす。リテラシーとはそもそも文字の読み書き能力のことをいい,社会生活を営むための基本的な能力のことであるが,20世紀末におけるコンピュータの普及以降,コンピュータによる作業のための知識や技能が必要となった。日本の教育現場では,小学校からコンピュータに触れ,慣れ,親しませる学習が推進され,中学校では技術・家庭科に「情報基礎」が導入されている。高等学校や大学でも勉学・研究の基礎としてのコンピュータリテラシーが教えられている。しかし,ネットワークなどの情報環境は時とともに大きく変化しており,社会生活に必要なリテラシーも拡大するなか,市民ひとりひとりが十分なコンピュータリテラシーを身につけることは難しい。個人におけるコンピュータリテラシーの差が実生活での新たな格差となるデジタル・デバイドなどの問題も生じている。インターネット,携帯電話などから個人に流れ込んでくる情報は,量と質ともにそれまでの情報とは異なるレベルであり,その情報を判断し処理するには情報の本質をよく理解することが必要である。

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