サボンソウ(英語表記)Saponaria officinalis; soap wort

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サボンソウ
Saponaria officinalis; soap wort

ナデシコ科の多年草。ヨーロッパ原産。地下に白く太い根茎が横たわる。茎は高さ 50~90cm,幅の広い葉を対生する。花は大型で淡紅色,5枚の花弁が平開する。日本で明治初期から栽培されたが近頃はあまり見かけない。全草にサポニンが含まれ,ヨーロッパでは昔洗濯に用いられた。根を乾燥したものが生薬サポナリア根去痰薬などに用いた。

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百科事典マイペディアの解説

サボンソウ

シャボンソウとも。ヨーロッパ,西アジア原産のナデシコ科の多年草。茎の基部は地をはい,上部は直立し,高さ40〜80cm,無柄で披針形の葉を対生。5〜6月,集散花序をつけ,淡紅〜白色で径2〜3cmの5弁花を開く。茎や葉から出る泡(あわ)汁はセッケンの代用に,干した根は薬用にされる。含有成分はサポニン,サポナリンである。花が美しく,耐寒性もあり,花壇用宿根草として植えられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

サボンソウ【common soapwort】

ナデシコ科の耐寒性多年草。ヨーロッパ原産。古くから薬用植物として知られ,根はサポニン類を含むため,セッケン代りに使われたところから,サボンソウともシャボンソウともいわれる。またbouncing Bet,bouncing Bessの英名もある。花も美しいため,花壇用宿根草としてもよく植えられる。草丈は30~80cmぐらいとなり,株立ちとなって茂る。葉は楕円状の披針形で光沢があり,対生する。また目だつ3脈がある。

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