サモエード諸族(読み)サモエードしょぞく

百科事典マイペディアの解説

サモエード諸族【サモエードしょぞく】

中央シベリアのハタンガ川からヨーロッパ極北のカラ海に臨む地方にかけてのツンドラ地帯に住むトナカイ遊牧民。ネネツ,ガナサン,エネツ,セリクープのサモエード諸語を使用する4族をいう。従来,衣食住の多くの面でトナカイに依存。近年では小規模農業,家畜飼養も行う。
→関連項目マンシ

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世界大百科事典 第2版の解説

サモエードしょぞく【サモエード諸族 Samodiiskie narody】

ロシア連邦,西シベリアから旧ロシア共和国北部にかけて広く分布し,ウラル語族サモエード語派の諸言語を使用する民族の総称。人口3万4000(1979)。言語・文化的に北方群(ネネツ族,エネツ族Enets,ガナサン族)と南方群(セリクープ族)に分かれる。南方群には,話者を失って消滅したカマス,カラガス,コイバル,モトル,ソヨート,タイギ(これらすべてを総称してサヤン・サモエードという)も加えることができる。

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