サンダーソン(英語表記)Sanderson, Ezra Dwight

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サンダーソン
Sanderson, Ezra Dwight

[生]1878.9.25. ミシガン
[没]1944
アメリカの農村社会学者。 1897年ミシガン州立カレッジ卒業後,1918年ニューヨーク州立カレッジの農村社会学の教授となる。当時のアメリカの農村問題の解決に深い関心を示し,そこから農村社会学の樹立に貢献した。特に彼の農村共同体論は有名で,原始農業村落,村落共同体,近代的農業村落,近代的農村共同体ないし巨大農場,の4発展段階論を展開した。アメリカ農村社会学の先駆者で,日本の農村社会学にも大きな影響を与えた。主著『農村共同体』 The Rural Community (1932) ,"Rural Sociology and Rural Social Organization" (42) 。

サンダーソン
Sanderson, Frederick William

[生]1857.5.13. ダーラム,ブランスピート
[没]1922.6.15. ロンドン
イギリスの代表的中等学校長の一人。彼の格言「少年を教育にではなく,教育を少年に適合せしめよ」という教育理念に基づいたオウンドル・スクールの改革は,イギリスの教育に顕著な影響を与えた。ケンブリッジ大学を卒業後,1889年ロンドンのダルウィッチ・カレッジの物理学教師を経て,92年ノーザンプトンシャー,ピーターバラのオウンドル・スクールの校長に就任,実験室,作業場,鋳造場,観測室,実験農場,広大な図書館などを完備した壮大な建築計画を完成するなど,30年間の校長在任中に生徒数 100人足らずの学校を5倍以上の生徒を擁する学校に発展させた。彼の名前こそ明記されていないが,『青年の教育に関するハドー・レポート』 Hadow Report on the Education of the Adolescent (1926) は,彼の教育観に強く影響されたものであった。 H.G.ウェルズの『ある大校長の伝記』 (24) はサンダーソンの生涯と感化の記録である。

サンダーソン
Sanderson, Robert

[生]1608
[没]1693.10.7. ボストン
アメリカ植民地時代の鉱山冶金業者。マサチューセッツ湾植民地で金属精錬,冶金,鍛造業を営み,1653年以降マサチューセッツ湾植民地の指名によって J.ハルとともに植民地造幣局を運営した。

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