サン・モリッツ(読み)サンモリッツ

百科事典マイペディアの解説

サン・モリッツ

スイス南東部,グラウビュンデン州の町。サン・モリッツ湖北岸,標高1822mにある避暑・保養地。南西端に鉱泉がある。1928年,1948年冬季オリンピック大会の開催地。登山鉄道の起点。空港がある。当地で死んだ画家セガンティーニを記念する美術館(1909年開設)がある。約5900人。
→関連項目エンガディーンサン・モリッツオリンピック(1928年)サン・モリッツオリンピック(1948年)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サン・モリッツ
さんもりっつ
Saint Moritz

スイス東部、グラウビュンデン州、上エンガディン地方にある町。標高1850メートルにある。人口5000(2001)の小さな町であるが、ウィンタースポーツを中心とする国際的な観光保養地として有名。現地名採用を原則とすればドイツ語のザンクト・モリッツSankt Moritzかレト・ロマン語のサン・ムレツァンSan Murezzanと表記するのが正しいが、日本では慣習的にフランス語名のサン・モリッツが多用されている。サン・モリッツ湖岸のレト・ロマン人集落にその起源があり、1139年に聖マウリティウス教会との関係で古文書にその名が現れ、19世紀なかば以降、都会的なホテルが並ぶ町となった。冬季オリンピックが1928年、48年の2回開催され、その名を世界に知られるようになった。ロープウェー、リフトが四周の高山に通じて雄大なスキーや山行が楽しめるが、とくに金持ちや有名人が集まる物価の高い観光地である。[前島郁雄]

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