コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

シクンシ(使君子) シクンシQuisqualis indica var. villosa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シクンシ(使君子)
シクンシ
Quisqualis indica var. villosa

シクンシ科の常緑つる性の低木東南アジア原産で,江戸時代に日本へ伝えられ,暖地温室で栽培されたことがある。夏に茎の先端に,初め白色でのちに紅色から褐色に変色する合弁の花を下向きにつける。果実は5本の稜のある楕円体で長さ 3cmほどになり,中に1個の大きな種子がある。古くから漢方で回虫駆除に用いた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

シクンシ【シクンシ(使君子) Rangoon‐creeper】

アフリカ,東南アジアからニューギニアの熱帯に広くみられるシクンシ科の大きな常緑の木性つる植物で,花が美しく,果実がカイチュウ駆虫剤整腸剤として用いられるため古くから各地で植えられ,真の自生地がはっきりしなくなっている。石垣島,西表島でも植えられたり,またそれが一部野生化している。幹の下部は直立し,上方はつる状になる。葉は対生または部分的に互生し,葉柄1~2cm,葉身紙質でうすく,長さ7~14cmの楕円形で,全縁。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

いい夫婦の日

11月22日。通商産業省(現経済産業省)が制定。パートナーへの感謝の意を示し、絆を深める。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android