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シュティンネス シュティンネスStinnes, Hugo

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シュティンネス
シュティンネス
Stinnes, Hugo

[生]1870.2.12. ミュールハイム
[没]1924.4.10. ベルリン
ドイツルール地方の実業家。 1893年ベルリンに会社を設立して以来,第1次世界大戦後の不況も乗切り石炭,鉄鉱を中心に,通運,貿易,石油,製紙,電力,新聞,銀行などあらゆる産業部門に及ぶシュティンネスコンツェルンを形成した。

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世界大百科事典 第2版の解説

シュティンネス【Hugo Stinnes】

1870‐1924
ドイツの実業家。祖父の興した同族会社を継承・発展させて,炭鉄業を中心としたドイツ最大のコンツェルン(シュティンネス・コンツェルン)を作り,〈ルールの王〉と呼ばれた。ドイツ革命にさいして,自由労組議長レギーンとともに中央労働共同体Zentralarbeitsgemeinschaftを設立し,革命の克服に努力した。ワイマール共和国初期の政財界に巨大な影響力を及ぼし,ルール占領に始まる1923年の共和国の危機にさいして独裁計画を練ったが,失敗した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シュティンネス
しゅてぃんねす
Hugo Stinnes
(1870―1924)

ドイツの大資本家。家業の石炭・運輸業を継いで発展させ、電力業などにも進出、第一次世界大戦前にすでにルール重工業界で地歩を占めた。大戦中は軍部と結んで利益をあげたが、敗戦が迫るとそれまでの態度を一変して、労働組合を承認し、そのかわりに現存経済体制を継続するという中央労働共同体(シュティンネス‐レギーン協定)を自由労働組合らと結んで、経済界が革命期を乗り切るのを指導した。ワイマール共和国前期にはインフレを利用して一大コンツェルンを築き、同時にドイツ人民党国会議員、賠償問題の交渉役として政治的にも大きな影響力をもった。とくに1923年ルール占領の危機の際、反共和国的独裁樹立を画策したことはよく知られている。[木村靖二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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