シュート(英語表記)Syut

精選版 日本国語大辞典 「シュート」の意味・読み・例文・類語

シュート

〘名〙 (shoot)
サッカーバスケットボールホッケーなどで、ゴールをめがけて球を蹴ったり投げたりすること。
野球で、投手投球が、ホームベース付近で投手の利き腕側に曲がること。また、その球。〔アルス新語辞典(1930)〕

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デジタル大辞泉 「シュート」の意味・読み・例文・類語

シュート(shoot)

[名](スル)
サッカー・ホッケー・バスケットボールなどで、ゴール目がけてボールを蹴ったり投げたりすること。
野球で、投手の投球が打者近くで投手の利き腕側に曲がること。また、その球。
木の幹や根元から伸びた若い枝。

シュート(chute)

穀物郵便物くずなどを上から下へ滑り落とすための装置。「ダストシュート
旅客機の緊急脱出装置。
[補説]2は、英語では escape chute。日本ではなまって「シューター」ともいう。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュート」の意味・わかりやすい解説

シュート
Syut

カイロアスワンのほぼ中間北寄りに位置するナイル川西岸の古代都市。現アシュート。金狼頭の神ウェープウァウェト (ギリシア名オポイス) 神信仰の中心地であった。中王国時代 (前 2133頃~1786) ,上エジプト第 17ノモス首府であった。ヘレニズム時代のギリシア人はリュコポリス (「狼の町」の意) と呼んだ。古代から東西砂漠の隊商路の起点として商業上の利を得,中世のイスラム支配下においても,上質織物,果実,穀物をスーダン方面へ輸出し,奴隷,象牙染料を輸入する商業地として優位にあった。現アシュート市の背後石灰岩の丘には第 12王朝 (前 1991~1786) の岩窟墓が多数残存している。

シュート
Shute, John

[生]?
[没]1563
イギリス最初の建築書『最初にして主要なる建築の基礎』 The First and Chief Groundes of Architecture (1563) の著者。同書によれば,彼は画家および建築家で,1550年ノーサンバーランド公によってイタリアに派遣されたという。ただし彼の絵画,建築作品は今日まったく知られていない。

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