シリンダー錠(読み)シリンダージョウ

デジタル大辞泉 「シリンダー錠」の意味・読み・例文・類語

シリンダー‐じょう〔‐ヂヤウ〕【シリンダー錠】

鍵を差し込む本体部分が円筒状をしている錠。シリンダーロック
[類語]錠前キースペアキーマスターキー南京錠合い鍵箱錠掛け金かんぬき解錠施錠ロック

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精選版 日本国語大辞典 「シリンダー錠」の意味・読み・例文・類語

シリンダー‐じょう‥ヂャウ【シリンダー錠】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「錠」は「鎖(ジャウ)」のあて字 ) 錠の本体をドアなどに埋め込んで装着するもの。本体部分が円筒状をなすのでこの名がある。
    1. [初出の実例]「一応シリンダー錠の体裁はしているものの」(出典:無関係な死(1961)〈安部公房〉)

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家とインテリアの用語がわかる辞典 「シリンダー錠」の解説

シリンダーじょう【シリンダー錠】

鍵を差し込む本体部分が円筒形をしている。円筒形の内部スプリングのついた数本のピンがあり、そのピンの位置と高さに合った鍵を差し込むことで施錠・解錠ができる。ふつう室内側からはサムターンで施錠・解錠する。磁石反発力で開閉するマグネット錠(電子ロック)もシリンダー錠の一つ。◇「シリンダー」は「円筒」の意。「ピンタンブラー錠」ともいう。

出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のシリンダー錠の言及

【鍵】より

…遠隔操作のできる制御器による集中コントロール方式も実用化されている。【殖田 友子】
【錠と鍵の機構】
 今日使用されている錠には,閂などの古くからあるものから高精度のシリンダー錠,さらに他の装置と連動させて使うシステム錠まで非常に多くの種類がある。 錠はその施錠機構からみると,鍵がついておらずノブ(握り玉)を回転することで空締め(そらじめ)ボルト(ラッチボルト)を出し入れして扉の開閉を行う空錠(そらじよう)と,鍵で本締めボルト(デッドボルト)を動かして鍵で解錠しなければあかないようにできるものの2種に分けられる。…

※「シリンダー錠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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